神楽坂地蔵屋とは





神楽坂地蔵屋は親子二人三脚で始めた手焼きせんべい屋です。

私達親子は、徹底的な自然派趣向ではありませんが
化学調味料は取らないで済むのなら、なるべく取るのはやめよう程度の
ゆるいこだわり家族でした。
そして、無類のおせんべい好きでした。

毎月1回必ず、とある煎餅屋に1時間かけて100枚買いに行くほど煎餅が大好きです。
ところがひょんなことから、そのお煎餅には化学調味料がこれでもか!というほど
入っている事が分かり、大変ショックを受けました。

「私達は知らないで、そんなモノを食べていたのか・・・」

それからは添加物の入っていない美味しい煎餅を探しましたが、なかなかありませんでした。
ないのであれば、自分達で作るしかないと、添加物フリーの美味しい手焼き煎餅を食べたい
一心で2010年8月に手焼き煎餅屋 神楽坂地蔵屋をオープンしました。

とても暑い夏で、母が75歳の時の挑戦でした。

あまりの暑さに、母はたった2か月で体重が8キロも減りました。

今では笑い話ですが、「素朴でどこか懐かしい、無添加の美味しい醤油煎餅」を
作るため当時は必死でした。

せんべいの生地選びから、醤油選び、炭選びに、焼く時間、乾かす工程
包材の選定など、こだわるところはたくさんあります。

でも資金が潤沢にあるようなお店ではありません。親子で始めた、小さな小さなお店です。
だからこそ、大手には出来ない、真似の出来ない「こだわりの煎餅」を作るために
選ぶものは自ずと決まりました。



■ 私達が作る手焼煎餅でこだわったコト

・国産最高峰の紀州備長炭で焼くこと
・その時期毎にせんべいに合う国産米の生地を使う事
・香りと風味が抜群の美味しいお醤油で味付けすること
・化学調味料を入れない事
・ギフトでも恥ずかしくない包材を使う事
・神楽坂のお土産として認知して頂ける神楽坂ブランドの確立
・子供たちが安心して食べられる手焼きせんべいを作る事

化学調味料を使わない味付けを選択するという事は
安い材料を使えませんし、素材にこだわるという事は
当然、手間も材料費もかかります。
決して安くない煎餅に、当初は中々購入して頂けませんでしたし
煎餅屋を始めて間もなくの頃は集客が出来ず、神楽坂地蔵屋を知って頂けませんでした。
しかし徐々に、神楽坂地蔵屋のこだわりと味を支持してくださる方が増え
それが新聞記者の目に留まり、読売新聞のコラムにて当店を掲載して頂くことになりました。
その後も数々のテレビや雑誌にも取り上げて頂き、食べログでは東京ベストスイーツで表彰して頂きました。
一流百貨店にも、催事などでお取引いただいたことは
本物志向のお客様から当店への安心とご支持を得る事が出来ました。



■ 私達、神楽坂地蔵屋からお客様へ

「素朴」で「安心安全」で「昔ながらの美味しい手焼きせんべい」をお届けするため
日々せんべいと向き合い、せんべいの声と、お客様の声に耳を傾け
毎日灼熱地獄の暑さの中、煎餅を焼き続けます。

ある日の事、常連のお客様に、

「私共は何をして差し上げたら、お客様にもっと喜んでいただけるのでしょうか」と
訊ねるとお客様はこう仰いました。
「今のままでお願いします。どうかこの味を変えないでください。
それが私の願いです。それ以上は何も要りません」

この言葉が、私達の誇りであり、決して裏切れない大切な約束なのです。